等面積の5つの三角形

(解答)

 AB:AC=16:15

(解き方)

○解き方1(藤島が考えたもの。相似形と合同を使う)

等面積の5つの三角形(解答)

まず、△DAFと△DFEの面積が等しいことから、AD=DEになることは、すぐにわかる。

次に、DGとEFの交点をH、EGとBFの交点をI、ECとBGの交点をJとする。
さらに、DからACに平行な直線を引き、EFと交わる点をP、FからABに平行な直線を引き、EGと交わる点をQ、EからACに平行な直線を引き、BGと交わる点をRとする。

まず、△DFEと△EFGの面積が等しいところから、DH=HG。
また、∠DHP=∠GHF かつ DPとFGは平行より、∠HDP=∠HGF、∠HPD=∠HFG。
したがって、△HPD≡△HFG。(二つの三角形は合同)
故に、DP=FG。…(1)

同様に、△EFG=△EGB より、△IFQ≡△IBE から、FQ=EB。…(2)
△EGB=△BGC より、△JER≡△JCG から、ER=GC。…(3)

ここまで気づけば、あとは簡単。

EB=1 と置く。
問題文の定義から、FG=EB=1。
(2)より、FQ=EB=1。
すると、FG=FQ=1 より、△FGQは二等辺三角形。
また、△GFQと△GAEが相似であるところから、△GAEも二等辺三角形。
したがって、AE=AG。

次に、(1)より、DP=FG=1。
△EDPと△EAFとは相似で、AD=DEより、ED:EA=1:2。
したがって、DP:AF=1:2。DP=1だから、AF=2。
すると、AG=AF+FG=2+1=3。AE=AG=3。
故に、AB=AE+EB=3+1=4。

一方、△BERと△BAGも相似で、BE:BA=1:4だから、ER:AG=1:4。
したがって、ER=AG/4=3/4。
(3)より、GC=ER=3/4。
故に、AC=AG+GC=3+3/4=15/4。

したがって、AB:AC=4:(15/4)=16:15。

○解き方2(僕以外のみなさんからの解法。面積比を使う)

△ADF:△AEF=1:2 より、AD:AE=1:2
△AEG:△ABG=3:4 より、AE:AB=3:4
したがって、AD:AE:AB=1.5:3:4
すると、AD:DE:EB=1.5:1.5:1

△AEF:△AEG=2:3 より、AF:AG=2:3
△ABG:△ABC=4:5 より、AG:GC=4:5
したがって、AF:AG:AC=2:3:(15/4)
すると、AF:FG:GC=2:1:(3/4)

EB=FGより、
AB:AC=4:(15/4)=16:15

#こちらの解き方の方が、圧倒的に簡単でした。僕が中学受験した35年前には「面積比」って概念は、なかったんですよね(大汗)

等面積の5つの三角形」への10件のフィードバック

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

  1. 16:15
    面積比の問題ですね。
    次女が中学受験なので早速、やらせてみようと思います。
    面積比を使うとAD:DE:EB=3:3:2
    AF:FG:GC=8:4:3
    EBとFGが等しいのでABは2倍し16:15

  2. AC=5CE
    AB=4BE
    AG=3FG
    BE=FG=Xとすると
    AC=3X+AC/5
    AC=3.75X
    AB=4X
    AB:AC=4:3.75=16:15

    勉強を思い出しました。

  3. >でも、解き終えてみると、実にシンプルな解法で、面倒な計算は一切なし。図形に対するセンスのみが問われる良問でした。

    面積比を使う問題は、小学生にとってはやや難しいですが、
    中堅校以上では、基本となっています。
    本問題は、基本問題の一つと言えそうです。
    少し捻ると、下記のような問題が出てきます。
    http://arot.net/sanzyutsuman/public_html/Pages/unit23.html
    この問題はAP:PCをどうやって求めるかがポイントです。

    今年度は、他のサイトですが算数問題をずいぶん解いたおかげで算数力がUPしたみたいです。
    問題の難しさは下記2つが双璧と言えそうです。
    http://www.sansu.org/
    http://cdcdcd.sansu.org/pika/index.html
    算数にチャレンジは早解きが競われていますが、小職、半年参加して5位以内は4位を1回取っただけです。今週の問題も超難問でした(算数で解けずに数学で解きましたが、あっと驚く算数解法がありました)。

  4. AB:AC=16:15

    これと似た問題は、解いたことがあります。

    AD:DE:EB=6:6:4
    AF:FG:GC=8:4:3
    というところですね。

    仕事抜けて、本編の問題だけ早解きで解いたので、この問題見るのが遅くなっちゃいました。
    所要時間は、3分くらいってとこでしょうか。

    こんなこと書いてて間違ってたら、しゃれにもなりませんが・・・・

  5. 解説を少し。

    まずは、辺ABの内分比について
    △AFD=△DFE なので、AD=DE (AD:DE=1:1)
    △AEG=△EGB×3 なので、AE:EB=3:1
    よって、
    AD:DE:EB=3:3:2

    次に、辺ACの内分比について
    △EAF=△EFG×2 なので、AF:FG=2:1
    △BAG=△BGC×4 なので、AG:GC=4:1
    よって、
    AF:FG:GC=8:4:3

    ここで、EB=FGなので、4でそろえると、
    AD:DE:EB=6:6:4(合計16→AB)
    AF:FG:GC=8:4:3(合計15→AC)

    よって、AB:AC=16:15 です。

  6. △AFG = △DFE だから、AD = DE この長さを a とする。
    △AFE = 2 x △EFG だから、AF = 2 x FG この FG の長さを b とする。
    △AGE = 3 x △EGB だから、AE = 3 x EB この EB の長さも条件より b
    △AGB = 4 x △BGC だから、AG = 4 x GC この GC の長さを c とする。
    以上を整理すると、AB = 4b
    AG = 3b = 4c c = 3/4b
    AC = 5c = 5(3/4b) = 15/4b
    AB : AC = 4b : 15/4b = 16 : 15

    AB : AC = 16 : 15

  7. 16:15

    △AGE と △EGB は、それぞれ AE 及び EB を底辺として見ると高さが等しい。
    また、面積が 3:1 なので、底辺も 3:1。すなわち、AE=3EB。
    あるいは、AB=AE+EB=3EB+EB=4EB。

    △AFE と △FEG は、それぞれ AF 及び FG を底辺として見ると高さが等しい。
    また、面積が 2:1 なので、底辺も 2:1。すなわち、AF=2FG。

    △AGB と △GBC は、それぞれ AG 及び GC を底辺として見ると高さが等しい。
    また、面積が 4:1 なので、底辺も 4:1。すなわち、AG=4GC。

    以上より、AC=AG+GC=AG+AG/4=5AG/4=5(AF+FG)/4=5(2FG+FG)/4=15FG/4

    ここで、FG=EB なので、AB:AC=4EB:15FG/4=16:15。

    うーむ…答えにたどり着くまでには5分ぐらいかかったかな?

  8. 16:15。
    僕は、こういう図形の問題が得意なので、10分で分かりました。ただ、パズル問題はEasyでも、僕には難しいんだよなー・・・