3人のセレブ

くりむーぶ、ゆりまま、にくの、家族ぐるみの付き合いのあるセレブマダム3人が、誘い合って宝石店に行き、それぞれ、ダイヤモンド、エメラルド、サファイアのどれか一つ、しかも3人別々のものを買いました。
でも、どの宝石を買ったのかは、それぞれのご主人には内緒でした。
3人がホームパーティに集まり、先日の宝石店での獲物をご主人方に訊かれたとき、3人は、次のように答えました。

くりむーぶ 「にくさんは、ダイヤモンドを買っていたわ」
ゆりまま  「違うわよ。にくさんが買ったのは、エメラルドじゃない」
にく    「二人とも、何嘘ついているのよ。私はダイヤモンドもエメラルドも買ってないわ」

その後、サファイアを買ったマダムは嘘を付いていたけれど、ダイヤモンドを買ったマダムは本当のことを言っていたことがわかりました。
さて、誰がどの宝石を買ったのでしょうか?

線が交差しないように数字を結ぶ

下の図で、枠からはみ出さないように、かつ、お互いを結ぶ線が交差しないように、同じ数字同士を線でつないでください。

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知り合いの数

論理の大好きな、双子星さんとrepyさんが、映画を見に行きました。

封切り直後だったこともあって、映画館は大盛況。二人の知り合いの顔も、かなり見かけました。映画館の中に入ると、やはりかなりの観客で埋まっていました。

この観客を見て、双子星さんが言いました。

「いくら観客が多いって言っても、それぞれの人にとってこの中にいる知り合いの数が何人ずつかってことから考えると、その数が全く同じだっていう人が、少なくとも2人はいるはずよね。もちろん、知り合いが0っていうのも、「数」に含めての話だけど。」

「ええっ、なんで?」

「それはね、…」

さて、この後双子星さんがした説明を、考えてみてください。

ミステリーハウス

ある週の月曜日から土曜日にかけての6日間にわたって、日田氏の邸宅に友人6人が泊まり込み、日田氏以外の6人が毎回交替で被害者役になって犯人に殺される役を演じ、その殺人犯人(日田氏以外で毎回別人)と犯行方法を、被害者以外の5人が競い合って推理するミステリーゲームを行った。
日田氏のシナリオでは、使われた凶器は毎回異なり(そのうちの一つは「拳銃」)、犯行現場となった部屋(そのうちの一つは「温室」)も、毎回異なっていた。また、「被害者=犯人」(つまり自殺)というシナリオはなかった。
以下の手がかりから、月曜日から土曜日まで6日間の被害者役、犯人役のそれぞれ名前、凶器および犯行現場を、すべて当てていただきたい。

  1. 月岡氏は、犯行現場が寝室だった日(その日の犯人は火野夫人ではない)の被害者ではなかった。
  2. 凶器がハサミだった日は、犯人が水島氏の日より後であり、犯人が水島氏の日は、被害者が火野夫人の日より後であり、被害者が火野夫人の日は、犯行現場が図書室の日よりも後だった。
  3. 水島氏(彼が被害者だったときの凶器は、ロープではなかった)も、金井博士に殺された被害者も、どちらも花瓶では殺されていない。
  4. 犯行現場が台所の日、被害者が木戸嬢の日、犯人が土屋氏の日、凶器がナイフの日は、いずれも異なる日で、必ずしも連続してはいないが、演じられたのはこの順番だった。
  5. 金井博士(彼は木戸嬢には殺されていない)も、土屋氏も、どちらも火野夫人には殺されていない。
  6. 月岡氏(彼は木戸嬢を殺してはいない)は、月曜日の犯人ではなかったが、犯行現場が食堂だった日よりも早い回で犯人になった。また、犯行現場が食堂の日は、凶器が毒薬の日よりも前だった。
  7. 月岡氏は、犯行現場が書斎の日(火曜日ではない)の翌日の被害者だった。そして、その犯行現場が書斎の日は、犯人が金井博士の日の翌日だった。
  8. 月曜日の犯行現場は、図書室ではなかった。また、土屋氏は、凶器にハサミは使わなかった。