逆引き白川字源 (s)

(問題)
次に、小学校で習う漢字の「字源」についての説明を示しますので、その説明にあてはまる漢字を当ててください。
なお、字源については諸説あることもありますが、本シリーズでは、漢文学者の白川静立命館大学名誉教授(故人)の説明に依っています。
『会意文字。へんの部分は首を切られ、頭髪の残っている人の頭の形。これにつくりの「刀」の意味の形を加え、人体を頭部と胴体とに切り分けることから「わける」の意味となり、さらにその頭骨を並べるところから「ならべる、つらねる」の意味となった。』

逆引き白川字源 (r)

(問題)
次に、小学校で習う漢字の「字源」についての説明を示しますので、その説明にあてはまる漢字を当ててください。
なお、字源については諸説あることもありますが、本シリーズでは、漢文学者の白川静立命館大学名誉教授(故人)の説明に依っています。
『象形文字。馬の首に当てて車を引かせる横木である「くびき」の形。馬車は二頭立てで、二頭の馬をつなぐくびきなので「ふたつ、相並ぶ」の意味となった。』

逆引き白川字源 (q)

(問題)
次に、小学校で習う漢字の「字源」についての説明を示しますので、その説明にあてはまる漢字を当ててください。
なお、字源については諸説あることもありますが、本シリーズでは、漢文学者の白川静立命館大学名誉教授(故人)の説明に依っています。
『会意文字。上の部分は手の形、下の部分は肉の形を表し、肉を手に持って供える形で、神にすすめる意味となり、祭肉を手に持つ形から「もつ、たもつ、○○」の意味に用いられるようになった。(注:「○○」はこの文字の訓読み)』

逆引き白川字源 (p)

(問題)
次に、小学校で習う漢字の「字源」についての説明を示しますので、その説明にあてはまる漢字を当ててください。
なお、字源については諸説あることもありますが、本シリーズでは、漢文学者の白川静立命館大学名誉教授(故人)の説明に依っています。
『象形文字。木の小枝の下に祝詞を入れる器の形をつけたもの。木の小枝に器をつけて神前に掲げ、神に祈ることから「いのる」の意味となり、後に「上の人に訴える」という今の意味になった。』

逆引き白川字源 (o)

(問題)
次に、小学校で習う漢字の「字源」についての説明を示しますので、その説明にあてはまる漢字を当ててください。
なお、字源については諸説あることもありますが、本シリーズでは、漢文学者の白川静立命館大学名誉教授(故人)の説明に依っています。
『象形文字。元の字は上部に二本の羽根飾りをつけている楕円形の盾の形。元は軍事に関する語で、古くは軍隊の一隊をこの漢字で表し、それが三つ集まったものを軍と称した。このためこの字一字だけだと「ひとり、ひとつ」の意味に用いられる。』

逆引き白川字源 (n)

(問題)
次に、小学校で習う漢字の「字源」についての説明を示しますので、その説明にあてはまる漢字を当ててください。
なお、字源については諸説あることもありますが、本シリーズでは、漢文学者の白川静立命館大学名誉教授(故人)の説明に依っています。
『象形文字。「又」と「一」とを組み合わせた形。「又」は指を伸ばした右手の形で、その下に添えた「一」はおそらく「指一本」という意味。その長さをこの漢字で表すようになり、さらに「わずか、すこし」の意味になった。』

逆引き白川字源 (m)

(問題)
次に、小学校で習う漢字の「字源」についての説明を示しますので、その説明にあてはまる漢字を当ててください。
なお、字源については諸説あることもありますが、本シリーズでは、漢文学者の白川静立命館大学名誉教授(故人)の説明に依っています。
「象形文字。上の方を見ている目の形。大きな瞳を示している。古くは神に仕える者はことさらに瞳を傷つけて視力を失わせたことがあり、このことからこの字が神に仕える者の意味になった。後に君主に使える家来の意味になり、さらに他に仕える者すべてをいうようになった。」

逆引き白川字源 (l)

(問題)
次に、小学校で習う漢字の「字源」についての説明を示しますので、その説明にあてはまる漢字を当ててください。
なお、字源については諸説あることもありますが、本シリーズでは、漢文学者の白川静立命館大学名誉教授(故人)の説明に依っています。
「象形文字。足を組んで立っている人を正面から見た形。足を組むことから、ものがまじる意味となり、人間同士の関わりも意味するようになった。『とりかわす、かわす』意味にも使われる。」

逆引き白川字源 (k)

(問題)
次に、小学校で習う漢字の「字源」についての説明を示しますので、その説明にあてはまる漢字を当ててください。
なお、字源については諸説あることもありますが、本シリーズでは、漢文学者の白川静立命館大学名誉教授(故人)の説明に依っています。
「会意文字。太陽とけものの死骸の形とを組み合わせた形。けものの死骸が太陽にさらされて、たちまち分解して骨が現れることから、「たちまち、あらわれる」の意味になった。また、さらけだすことから、「○○く」の意味となり、さらに「あらい」の意味に使われるようになった。」(注:「○○く」はこの漢字の訓読み)

逆引き白川字源 (j)

(問題)
次に、小学校で習う漢字の「字源」についての説明を示しますので、その説明にあてはまる漢字を当ててください。
なお、字源については諸説あることもありますが、本シリーズでは、漢文学者の白川静立命館大学名誉教授(故人)の説明に依っています。
『「未」と「刀」とを組み合わせた形。「未」は枝が茂っている木の形。伸びた枝を刀(はさみ)で切り、木の形を整えるという元の意味から、「さだめ、きまり」の意味になり、さらに「おさえる、さばく」の意味となった。』