正反交合

中国奥地のある閉ざされた地域に、独特の信念を持つ3つの部族が住んでいました。
その3つの部族は、正族、反族、交族で、その名が示すとおり、正族は常に本当のことを言い、反族は常に嘘をつき、交族は、本当のことと嘘とを交互に言います。なお、交族がまず本当のことから言い出すのか嘘から言い出すのかは決まっていません。
ある旅人がこの地を訪れたとき、この3つの部族に属する、その名も正氏、反氏、交氏の3人の人物に出会いました。この3人は、どうやらそれぞれ別々の部族に属していることは間違いないのですが、困ったことに必ずしもその名前の通りの部族ではないようです。そしてそこに、さらに一人、合氏という、3つの部族のどれかに属してはいるものの、どの部族なのかはわからない人も加わりました。
そこで旅人が、正氏、反氏、交氏の3人に、それぞれ、「あなたの部族は何ですか」「合氏の部族は何ですか」という2つの質問をしたところ、3人の答えは、それぞれ次のようなものでした。

正氏:私は正族ではありません。合氏は反族です。
反氏:私は反族ではありません。合氏は交族です。
交氏:私は交族ではありません。合氏は正族です。

さて、4人の部族は、それぞれ何でしょうか?

時計は何分遅れてる?

学校に行くために、毬藻さんが家を出たとき、家の時計は8時ちょうどでした。
毬藻さんが歩いてバス停に着くと、バス停前の銀行の時計は、8時5分を示していました。
そのとき、毬藻さんは、教科書を家に忘れてきたことに気づき、バス停からあわてて家に引き返しました。
毬藻さんが家に着いたときには、家の時計は8時18分になっていました。
毬藻さんが家に帰るときに走った速さは、バス停に向かうときに歩いた速さのちょうど2倍のスピードでした。また、毬藻さんは、バス停ではまったく時間を使わなかったとします。
銀行の時計が正しい時刻を示していたとすると、家の時計は何分進んでいるでしょうか。

正しい「割り勘」

Misaさんとjijiさんとにくさんの3人が、ケーキ屋さんに行きました。
同じ値段のケーキを、Misaさんが3個、jijiさんが2個買い、それぞれ買ったケーキの分のお金を支払いました。
でも、にくさんは、その時持ち合わせがなかったので、悲しいことにケーキを買いませんでした。
でも、仲の良い3人は、2人が買った全部のケーキを3人で等分にシェアして一緒に食べ、後で均等に割り勘にすることにしました。
ケーキを食べ終えた後、ATMでお金をおろしたにくさんは、割り勘の精算をするため、Misaさんに600円、jijiさんに400円を支払いました。
すると、Misaさんは、素直に「ありがとう」と言って受け取ってくれたのですが、jijiさんの方は、「なんかおかしい気がする」といって、受け取ろうとしません。
さて、jijiさんに納得してもらうためには、にくさんは他の2人に、それぞれいくらずつ支払うべきだったのでしょうか?