政治家と弁護士

(問題)
隣り合ったN国とS国の間には、職業倫理に非常に大きな違いがありました。N国では政治家は極めて正直で必ず本当のことを言うのに対し、弁護士は必ず嘘をつきます。一方、S国では政治家は必ず嘘をつくのに対し、弁護士は必ず本当のことを言います。
あるとき、N国とS国の政治家と弁護士たち3人が一緒にJ国を訪れ、J国の人から、3人の国と職業を聞かれました。すると、3人は次のように答えました。

朴: 私は政治家だ。金氏と李氏は国が違う。
李: 金氏は弁護士だ。たしかに私と金氏とは国が違う。
金: 朴氏は政治家だ。ちなみに私はS国の者ではない。

さて、この発言から、3人それぞれの国と職業を当ててください。

トップは誰?

(問題)
あかね、いずみ、うめこ、えりかの4人のパズル自慢が、パズルの早解き競争をしました。
競争の後、4人は次のようにコメントしました。

あかね 「私はトップでもビリでもなかったわ」
いずみ 「私もビリじゃないわ」
うめこ 「私がトップよ」
えりか 「私がビリだった…」

4人のうち、1人だけは嘘をついていますが、あとの3人は本当のことを言っています。
さて、トップだったのは誰で、嘘つきは誰?

正族、反族、交族

(問題)(Level: Easy)

中国奥地のある閉ざされた地域に、独特の信念を持つ3つの部族が住んでいました。
その3つの部族は、正族、反族、交族で、その名が示すとおり、正族は常に本当のことを言い、反族は常に嘘をつき、交族は、本当のことと嘘とを交互に言います。なお、交族がまず本当のことから言い出すか嘘から言い出すかはわかりません。
ある旅人がこの地を訪れたとき、この3つの部族に属する3人の人に出会いました。この3人は、それぞれ別の部族に属していることは間違いないのですが 、誰がどの部族に属しているのかはわかりません。
そこで旅人が3人に、誰がどの部族に属しているのかを聞いてみたところ、3人はそれぞれ次のように答えました。

A:私は交族です。
B:たしかにAは交族です。
C:私は交族ではありません。

さて、この3人の部族は、それぞれ何でしょうか?

雀島の宝物

(問題)(Level: Medium)

雀のお宿で論理パズルを次々とクリアし、首尾良く宝物をゲットして、おばあさんとも仲直りして平和に暮らしていたおじいさんのところに、雀たちから、次のような手紙がとどきました。

「ここからあまり遠くないところに、私たちの仲間が住む双子の島、東雀島と西雀島とがあります。二つの島は、見かけはそっくりです。
 どちらの島にも、必ず真実しか述べない正直雀と、必ず嘘しかつかない嘘つき雀の2種類の雀しか住んでいません。
 そして、東雀島には、偶数匹の正直雀が住み、西雀島には、奇数匹の正直雀が住んでいます。
 また、どちらの島の雀たちも、全員、その島に住んでいる正直雀と嘘つき雀それぞれの正確な数を知っています。
 そして、東雀島には宝物が置いてあり、西雀島には宝物は置いていません。
 さて、この島の一方に、おじいさんをご招待します。でも、おじいさんには目隠しをして、どちらの島につれて行かれたかは、わからないようにさせていただきます。
 そして、その島で3匹の雀たちに会っていただき(もちろん、その3匹が正直か嘘つきかは秘密です)、その証言から、おじいさんのつれて行かれた島に、宝物があるか、ないか、あるいは決定できないかを推理していただきます。
 見事当てることができれば、その宝物を差し上げましょう。
 おじいさんのご来訪を、心からお待ちしています。」

この手紙を受け取って、雀たちからの招待を受けることにしたおじいさん、島に行って、3匹の雀たちに会いました。すると、雀たちが言ったことは、次のようなものでした。

A「この島には、偶数匹の嘘つき雀が住んでいます。」
B「この島に住む雀の総数は、偶数です。」
C「AとBの両方がどちらも正直雀か、どちらも嘘つき雀であれば、またそのときに限り、私は正直雀ということになります。」

さて、おじいさんの下した結論は、この島に宝物がある、ない、決定できない、のどれだったでしょうか?

雀のお宿 後日談 (1)

(問題)(Level: Easy)

 この3つのつづらの中のどれか1つに、雀たちからもらった宝物が入っている。ただし開けることができるつづらは1つだけじゃ。
 手がかりとして、つづらのふたにはそれぞれ文章が書かれている。つづらのうち、1つは常に正しいことしか書かない正直雀が、1つは常に間違ったことしか書かない嘘つき雀が、そしてもう1つは2つの文章のうちの片方が正しく、片方が間違っている文章を書くひねくれ雀が書いたものじゃ。
 ふたの文章をよく読んで、宝物の入ったつづらを当ててみなさい。

そこで、おばあさんは、3つのつづらのふたに書かれている文章を、じっくりと読みました。文章は、それぞれ次の通りでした。

大 – 宝物はここには入っていません。中のつづらに入っています。
中 – 宝物は大のつづらには入っていません。小のつづらに入っています。
小 – 宝物はここには入っていません。大のつづらに入っています。

さて、宝物の入っているつづらは、どれ?

雀のお宿 後日談 (2)

(問題)(Level: Medium)

つづらの文章はすべて、正直雀または嘘つき雀が書いたもの。

大 - 宝物はこのつづらに入っています。
中 - 宝物はこのつづらに入っています。
小 - 3つのつづらのうち少なくとも2つは、嘘つき雀が書いています。

さて、宝物の入っているつづらは、どれ?

雀のお宿 その5

(問題)(Level: Hard)

 今回は、3つのつづらのうち開けても大丈夫なものが2つあるのですが、実は残る1つのつづらの中には、毒蛇が入っているのです。もしまかり間違ってこのつづらを開けてしまった場合、単に宝物が得られないだけでなく、おじいさんは命まで失ってしまうこととなるでしょう。ですから、決して間違えるわけにはいきません。確実に、毒蛇のいないつづらを選んでください。
 つづらの文章は、どれも正直雀か嘘つき雀の書いたものです。
 つづらの文章を慎重に読んで正しく推理し、決して選んではいけないつづらを避け、正しいつづら2つのうちの1つを間違わずに選んでください。
 さあ、ふたの文章をよく読んで、どのつづらを開けるか選んでください。

そこで、おじいさんは、3つのつづらのふたに書かれている文章を、これまで以上にじっくりと読みました。文章は、それぞれ次の通りでした。

大 – 毒蛇はこのつづらに入っている。
中 – このつづらは空だから安心しろ。
小 – 3つのつづらのうち、正直雀が書いたものは多くても1つしかない。

雀のお宿 その4

 さて、それでは第四の謎です。
 これからは、つづらに書かれている文章には、正直雀の書いたもの、嘘つき雀の書いたもののほかに、2つの文章のうち1つは本当で1つは嘘というひねくれ雀の書いたものが含まれているかもしれません。
 すなわち、つづらのふたにそれぞれ2つずつ文章が書かれている場合、両方とも正しい、両方とも間違っている以外に、片方だけ正しく、もう一方は間違っているということもあり得ます。
 ただ、今回に関して言えば、嘘つき雀の書いたつづらはありません。
 つづらの文章を慎重に読んで正しく推理すれば、どのつづらに次の問題への鍵が入っているかわかるはずです。
 これまで通り、鍵の入ったつづらは1個、つづらを開けるチャンスは1回だけです。
 さあ、ふたの文章をよく読んで、どのつづらを開けるか選んでください。

そこで、おじいさんは、3つのつづらのふたに書かれている文章を、じっくりと読みました。文章は、それぞれ次の通りでした。

大 – 鍵はここには入ってません。鍵は京の鍵師の作です。
中 – 鍵は大のつづらには入っていません。鍵は上方の鍵師の作です。
小 – 鍵はここには入っていません。鍵は中のつづらに入っています。

さて、鍵の入っているつづらは、どれ?

雀のお宿 その3

 さて、それでは第三の謎です。
 今度もやはり、つづらに書かれている文章は、すべて正直雀の書いたものか、嘘つき雀の書いたものです。
 つづらの文章を慎重に読んで正しく推理すれば、どのつづらに次の問題への鍵が入っているかはわかるはずです。
 鍵の入ったつづらは1個、つづらを開けるチャンスは1回だけです。
 さあ、ふたの文章をよく読んで、どのつづらを開けるか選んでください。

そこで、おじいさんは、2つのつづらのふたに書かれている文章を、じっくりと読みました。文章は、それぞれ次の通りでした。

大 – このつづらには鍵は入っていません。
小 – 2つのつづらの文章のうち1つだけが、正直雀の書いたものです。

さて、鍵の入っているつづらは、どっち?

雀のお宿 その2

 さて、それでは第二の謎です。
 この3つのつづらには、それぞれふたのところに文章が書かれていますが、そのうち、少なくとも1つは正直雀の書いたものであり、また、少なくとも1つは嘘つき雀の書いたものです。
 このことから、つづらの文章を慎重に読んで正しく推理すれば、どのつづらに次の問題への鍵が入っているかは必ずわかります。
 鍵の入ったつづらは1個、つづらを開けるチャンスは1回だけです。
 さあ、ふたの文章をよく読んで、どのつづらを開けるか選んでください。

そこで、おじいさんは、3つのつづらのふたに書かれている文章を、じっくりと読みました。文章は、それぞれ次の通りでした。

大 … 中のつづらには鍵は入っていません。
中 … このつづらには鍵は入っていません。
小 … このつづらに鍵が入っています。

さて、鍵の入っているつづらは、どれ?

(注:メルマガでの修正は失念していましたが、「鍵の入ったつづらは1個」を加えさせていただきました。)