0から9まで1回ずつ使う虫食い算

(正解)

      3
     45
  + 978
  ―――――
   1026

(解き方)

まず、

      A
     BC
  + 9EF
  ―――――
   10IJ

は必然。
したがって、残る数字は2~8。

次に、A+B+C+D+E+FとG+H+I+Jの関係を考えてみる。
仮に繰り上がりが全くなかったとすると、当然両者は一致する。
繰り上がりがあった場合には、その回数に応じて、A+B+C+D+E+Fから10を減じて繰り上がりの1を加えたものがG+H+I+Jとなる。
つまり、A+B+C+D+E+FとG+H+I+Jとの差は、必ず9の倍数になる。
0から9までの和は45だから、これを差が9の倍数になる2組に分けようとすると、和が(9,36)または(18,27)でなければならない。
しかしながら、1+0+I+J=18とするには、I+J=17でなければならないが、9は既に使われているので、このような組み合わせはない。
したがって、1+0+I+J=9でなければならない。
するとI<Jより、(I,J)の組み合わせは、(2,6)または(3,5)でなければならない。
(I,J)=(2,6)のとき、残る数は(3,4,5,7,8)で、A+C+F=□6だが、和が6も26も作れないので、A+C+F=16。
(A,C,F)=(3,5,8)または(4,5,7)。
(A,C,F)=(3,5,8)のとき、(B,E)=(4,7)。これはすべての条件を満たす。
(A,C,F)=(4,5,7)のとき、(B,E)=(3,8)。E>Fとなるので×。
(I,J)=(3,5)のとき、残る数は(2,4,6,7,8)で、A+C+F=□5だが、和が5も25も作れないので、A+C+F=15。
(A,C,F)=(2,6,7)。
このとき、(B,E)=(4,8)となるが、これはE>Fとなるので×。
したがって、正解にあるものが唯一の答え。

0から9まで1回ずつ使う虫食い算」への9件のフィードバック

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

    1. 暗算でできても、数式を書くのが難し。
      ホーラ、ごっちゃごちゃ。

  1.     A
       BC
    + DEF
    ―――――
     GHIJ
    3
    45
    978
    ―――――
    1026