点灯しているあかりはいくつ? (by kidryoheiさん)

(正解)

15個

(解き方)

最初はすべての数が点灯していて、その数が秒数の倍数になるごとに点灯状態が変わるということは、言い換えれば、個々のあかりにとっては、そのあかりを表す数の「約数」が秒数になるたびに、点灯状態が変わるということです。
すると、
1番目の約数(どんな数でも常に「1」)→点灯
2番目の約数→消灯
3番目の約数→点灯
4番目の約数→消灯

となるので、約数の個数が奇数であれば点灯で終わり、約数の個数が偶数であれば消灯で終わることがわかります。
つまり、この問題は、「約数の個数が奇数である数が、250以下にいくつあるか」を求める問題と言えます。
そこで次はある数のすべての約数がいくつあるかの求め方ですが、その数を素因数分解(素数の累乗の積の形で表す)して、各素因数ごとに(指数+1)を掛け合わせて求めることができます。
たとえば、250を素因数分解すると、
250=2x5x5x5=(2^1)×(5^3)
(注: ^ は、テキストでは通常の累乗(Exponentiation)表記で用いる右肩の小さい数字での指数(Exponent)が表現できないために代用している記号です。)
となりますので、素因数2の指数は1、5の指数は3ですから、約数の個数は、
(1+1)×(3+1)=8個 となります。
このようになる理由ですが、そもそも「割り切れる」というのは、ある数を素因数分解したときの素因数の一部のみを掛け算して除数を作った時にのみ成り立つことだからで、したがって、ある数の約数の個数を求めたいと思ったら、素因数の異なる掛け算の組み合わせを数え上げればいいからです。この250の場合だと、
2^0×5^0=1
2^0×5^1=5
2^0×5^2=25
2^0×5^3=125
2^1×5^0=2
2^1×5^1=10
2^1×5^2=50
2^1×5^3=250
ですべて書き出すことができます。これを見ればわかるとおり、漏れのない組み合わせの作り方は、それぞれの素因数ごとに、0から指数の最大値までを順次組み合わせることなので、(1+1)×(3+1)=8個がすべての約数となります。
次に、「約数の個数が奇数」となるためには、「個数を求めるために掛け合わせたすべての数が奇数である」必要があります。偶数にはなにを掛けても偶数になるので、掛け合わせた数の中に1つでも偶数があると、約数の個数は偶数になってしまうからです。
約数の個数は、各素因数の指数に1を足したものを掛け合わせていったものですから、これが奇数になるためには、すべての指数が偶数になる必要があります。そして、指数が偶数であるということは、それは必ず整数の2乗の形で表すことができるということです。(たとえば素因数3を偶数である指数4で累乗した 3^4 = 81 は、(3^2)^2 = 9×9 と整数の2乗の形に必ずできる)
これは、「約数の個数が奇数である数」は、必ず「完全平方数」(整数の2乗として表すことのできる数)であることを意味し、逆に完全平方数は、すべての素因数の指数が偶数になるので、必ず約数の個数は奇数になります。
とするとあとは、250以下の数に、完全平方数がいくつあるかという問題です。
15^2=225で250以下、16^2=256で250を超えるので、15^2=225が250以下の完全平方数の最大値。最低はもちろん1^2=1なので、結局1の2乗から15の2乗までの15個ということになります。

点灯しているあかりはいくつ? (by kidryoheiさん)」への7件のフィードバック

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  1. 125 自信なし
    125秒まではほぼ同数が入れ替わり、その後は点いているものが消え、消えているものが付く繰り返しでしょうか?

  2. 解答を先に読んでしまいましたが、自分の考え方と同じものかよくわからなかったので、書き込んでおきます。
    約数時間の時に電灯のオンオフが切り替わることになるので、約数が偶数個ある場合は最後にオフになっていて、奇数個の場合がオンになっているのは解説の通り。

    ここで、約数が偶数個か奇数個かの問題ですが、約数は因数なので、ある数字Aの約数のうち一つがBである時、A=B×CとなるBの対になるCという約数が出てきます。
    つまり、約数には本質的に対称性が存在するので、一般的に約数は偶数個になります。
    この点、A=B×Bになる場合だけが例外的に対となる約数が存在しないことになるので、結論として約数が奇数個になるのは、自然数の2乗の時のみになります。
    250までに平方数は1の2乗から15の2乗までの15個なので、オンとなってる電灯は15個ですね。