雀のお宿 その5

(問題)

とうとう第四の謎もクリアしたおじいさん。ついに最後の問題へとたどり着きました。
この部屋にも、やはり大中小3つのつづらが置かれていました。
そしてその部屋には、おじいさんに助けられたまさにその雀が待っていました。
雀は、おじいさんにこう言いました。

 おじいさん、おめでとうございます。ここまで本当にご苦労さまでした。そしてここまで来られたおじいさんの知性を、私は本当に誇りに思います。
 おばあさんに切られた舌も、どうやら不自由ない状態まで回復しましたし、おじいさんには感謝の気持ちばかりで、恨む気持ちは1つもありません。
 そして、この謎に見事答えられれば、おじいさんに晴れて宝物を差し上げることができるようになります。しかし、ゲームのお約束通り、最後の試練は、一番厳しいものとせざるを得ないのをお許しください。
 今回は、3つのつづらのうち開けても大丈夫なものが2つあるのですが、実は残る1つのつづらの中には、毒蛇が入っているのです。もしまかり間違ってこのつづらを開けてしまった場合、単に宝物が得られないだけでなく、おじいさんは命まで失ってしまうこととなるでしょう。ですから、決して間違えるわけにはいきません。確実に、毒蛇のいないつづらを選んでください。
 これまで抜群の推理力を発揮し、正しい答えを的確に選んでこられたおじいさんですから、きっと正しいつづらを開けていただけると信じています。
 つづらの文章は、どれも正直雀か嘘つき雀の書いたものです。
 つづらの文章を慎重に読んで正しく推理し、決して選んではいけないつづらを避け、正しいつづら2つのうちの1つを間違わずに選んでください。
 さあ、ふたの文章をよく読んで、どのつづらを開けるか選んでください。

そこで、おじいさんは、3つのつづらのふたに書かれている文章を、これまで以上にじっくりと読みました。文章は、それぞれ次の通りでした。

 大 – 毒蛇はこのつづらに入っている。
 中 – このつづらは空だから安心しろ。
 小 – 3つのつづらのうち、正直雀が書いたものは多くても1つしかない。

さて、おじいさんが開けでも絶対大丈夫なつづらは、どれ?

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