[解答用紙]
(1)テレスの言葉が本当だとすると、アリスの選択した科目は他に『掲示上学』
か『多違和論』なので、その単位合計は3か4。
すると、テレスの単位はそれより多いはずなので4または5。
4になる組み合わせは『多違和論』+『弁償論』だが、その場合クレスも
本当のことを言っていることになるので、彼の単位合計は、テレスより多い
5でなければならず、3人の合計単位数が9を超えてしまう。
よって、テレスの単位数は5となる。すなはちテレスは、『掲示上学』と
『多違和論』を選択したはず。
(2)すると、やはりクレスも真実を述べていることになるので、彼の単位合計は
テレスより多くなければならないが、5を超える組み合わせは無いので、矛盾。
以上のことから、テレスの言葉はウソだと言える。
従って、アリスの選択したのは『掲示上学』と『多違和論』に決定し、その
単位合計は5。
残り単位数4をクレスとテレスの2人で振り分ける組み合わせは、2通り。
(3)[クレス,テレス]=[3,1]のとき:
クレスの言葉は本当になるのでテレスの選択は『多違和論』になるが、
これではテレスの単位数が合わず、×。
[クレス,テレス]=[1,3]のとき:
クレスの言葉はウソになるので、テレスの選択は『弁償論』+『掲示上論』
で、矛盾なく、○。
アリス:『掲示上学』と『多違和論』
クレス:『弁償論』
< 答> テレス:『弁償論』と『掲示上学』
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(おまけ)
[補修問題]
以下は、アリスが学園の書庫で見つけた2人のプロフィールからの抜粋です。
< 名前>クレス。
< 生地>在って無いような小国 アッテナイヨ。
< 人物>理性的であるが夢想家、超理想主義者。
対話形式の著書を多数著している割に自身は会話はあまり得意ではなく、
日常会話ではよく噛むトランプなので、普通あだなの「トラプン」で呼
ばれるが、後世誤って「プラトン」になり、そのまま定着した。
アイデアに富み、意外な発明もする。「プラトニック」とは、本来彼の
開発した世界初のアイデア商品の名称で、トニック、すなはち強壮剤の
ことである。「エロス」の概念を拡張したり、レスリングが得意だった
ことからの着想だろうか? ヽ(^^;
< 著作>『狂宴』『骨化』『祖クラテスの弁明』等。
< 名前>テレス。
< 生地>戦争に負けてばかりの弱小国 マタマケタドニア。
< 人物>何につけ批判的、超現実主義者。
しかし学識はきわめて高く、クレスとともに後世の西洋哲学に絶大な
影響を及ぼす。
この「不思議の国」では、王様(よくサンダルで歩いていたので「歩く
サンダル大王」と呼ばれている)の家庭教師として「雑多学」を教えて
いたほど博識である。
晩年に亘るまで精力的に研究・教育・著述に勉めたことから「晩学の祖」
とも呼ばれる。
論理的分析が得意で、「三段腹論法」を体系化した。
< 著作>『征痔学』『反中論』『迷大論』『2コマ超す倫理学』等多数。
さて、上記プロフィールには致命的な誤りがあります。それはどこでしょう?
ただし、私たち「現実世界」のWikipediaなんか見て「そこ、違ってる!」、
なんてのはダメですよ♪
A:「後世における呼称・与えた影響などが書かれている」
でした。どうやったら「当時」から「後世」のことが分かるというの?