52人中のわずか3人

(問題)

今回も「不思議の国のアリス」から――

女王様たちがクローケー場に向かう途中、3人のトランプの庭師たちが
白い薔薇を、ペンキで赤く塗っているところに出くわします。
色をまちがえて植えてしまったのを、ごまかそうとしていたのです。
首を刎ねられるところだった庭師たちは、アリスの機転で助けられたのでした。

Q:
首がまだ繋がっていることを知った女王様は、庭師をしょっ引くよう命じました。
でも、兵士たちも女王様も、だれが庭師だったか思い出せません。
そこで女王様は、国じゅうの民(女王様自身も含めると、みんなでトランプ52人)
を招集し、こう宣(のたま)いました。

 「不埒な庭師め! 即刻首をちょん切ってやりたいところじゃが、
 いまいましいことに、きさまらがどのマークの何番だったのか思い出せぬ」

そして、次のようにお命じになりました。

 「今から、余も、そちたちの中に混じり、ここでコーカス・レースをするぞよ。
 すると、ドードー鳥が飛び回り(ドードーは飛べやせぬ。『忙しく走り回って』
 という意味じゃ)、そのほうらを順繰りに突っつくじゃろう。
 突っつかれた者は、順に一人ずつ正直に自分の名前と身分を言うじゃ。
 もし、余が突っつかれるよりも前に3人の庭師が明らかになっていたならば、
 3人とも晴れて無罪放免としてやろう。じゃが、1人でも余の後になるようなら
 3人まとめて首をちょん切ってやろうぞ!」

 「ドードーは気まぐれじゃし、われらは思い思い、てんでんバラバラに走っておる。
 従って、突っつかれる順番は、まったく予測できぬ。 52人中のわずか3人じゃ。
 きさまらの首のつながる可能性は十分すぎるほどあるぞよ。
 よって身分は正直に申せ」

女王様の宣うように3人が無罪放免になる可能性は十分にあるのでしょうか?
本当のところ、彼らが助かる確率は一体いくらでしょう?

                *

ま、簡単に言い換えると、「52枚一組のトランプを十分にシャッフルし一枚ずつ
順番にめくっていく。このとき、ハートのクイーンより前にスペードの2と5と7
が出る確率はいくらか?」ということになりますな。
(だったら上の長ったらしい問題文は何だったの? f^.^;)

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