(解答)
(1)5歳
(2)10歳
(解き方)
(1)
3年前の年齢をxとすると、x≧0。xは整数。
そして、現在の年齢はx+3歳で、3年後の年齢はx+6歳。
つまり、xの3乗が、x+6に等しければいい。
x=0 のとき x^3=0 x+6=6 ×。
x=1 のとき x^3=1 x+6=7 ×。
x=2 のとき x^3=8 x+6=8 ○。
x=3 のとき x^3=27 x+6=9 ×。
以下、x^3とx+6の差は広がるばかりなので、x=2 だけが答。
したがって、現在の年齢は、2+3=5歳。
(別の解き方)
方程式を使った、「正統的」な解き方。
3年前の年齢をxと置くと、
x^3=x+6 かつ x≧0
x^3ーxー6=0
これを因数分解すると、
(xー2)(x^2+2x+3)=0
x≧0 より、この方程式の解は、x=2のみ。
したがって、現在の年齢は、2+3=5歳。
(2)
こちらは、初めから方程式で解く方が早い。6年前の年齢をxとおくと、
x^2=x+12 かつ x≧0
x^2ーxー12=0
(xー4)(x+3)=0
x≧0 より、x=4
したがって、現在の年齢は、4+6=10歳。
(補足)
いずれの問題も、現在の年齢をxとおいて解くこともできますが、そうすると、計算がちょっと複雑になります。累乗することになる3年前や6年前の年齢をxとおいた方が、計算が楽です。
また、特に(2)で、現在の年齢をxとおいてしまうと、
(xー6)^2=x+6
x^2ー13x+30=0
(xー3)(xー10)=0
で、x=3,10 という2つの解を、つい出してしまいがちです。
しかしもちろん、x=3の場合には、6年前にはまだ生まれていないことになりますので、これは「年齢」としては間違いです。
年齢算の最初の問題などもそうでしたが、算数の文章題の時には、単に計算式を立ててそれを解くだけでなく、その式や答えの「意味」も、よく考える必要があります。
(1)5歳
(2)10歳