今日は本編はお休みで、おまけのブログパズルをお届けします。
今日は「嘘つきと正直者」タイプの論理パズルです。6月15日に出題した
「「バル」と「ダ」 ~ その1」と同タイプの問題です。前回の問題を見な
くてももちろん解けますが、一応続編ですので、合わせてお楽しみください。
それでは、問題に行きましょう。
【今日のパズル】
(問題)
http://fujishima.main.jp/wp/2018/07/27/b13-05/
ある島に、村民全員が必ず本当のことを言う「北村」と、全員が必ず嘘をつく
「南村」がありました。が、外見ではどちらの村民かは区別できません。また、
この村の人たちは、家族は必ず一緒の村に属しています。
この島では、現地語で「はい」と「いいえ」を「バル」と「ダ」で言い表すこ
とはわかっていましたが、どちらがどちらかを表すのかはわかっていませんで
した。
ある日、この島で殺人事件が起き、島民の1人が容疑者としてつかまりました。
その容疑者の嫌疑を確かめるため、島外から裁判官が来訪し、3人の島民(裁
判官は3人それぞれが、北村・南村どちらの村民なのか知りませんでした。)
に証言を求めたところ、3人はそれぞれ次のように答えました。
裁判官 「Aさんに聞きます。容疑者は無実ですか」 A 「バル」 裁判官 「Bさんに聞きます。この島で『バル』とはどういう意味なのですか」 B 「『はい』という意味」 裁判官 「Cさんに聞きます。AさんとBさんとは、兄弟なのですか」 C 「いいえ」 裁判官 「もう一つCさんに聞きます。容疑者は無実ですか」 C 「はい」
さて、以上の証言から、
(1) 容疑者の有罪・無罪
(2) AとBとは、同じ村の人か
(3) A、B、Cそれぞれ、どちらの村の人か
が、わかるでしょうか。分かるならその答えも書いてください。
【解答要領】
解答は、メールではなく、ブログ「かしこい頭の作り方ブログ」の、この問題
を掲載した記事へのコメントとして投稿をお願いします。正解は、そのブログ
に掲載していますので、自己採点でお願いします。
【次週予告】
次回は、8月3日(金)午前6時発行の予定です。
次回から本編の再開です。次回からは、国語パズル「慣用句共通語当て」を5
回シリーズで出題します。
このパズルは、複数の共通の語を含む慣用句を、その共通する部分を隠したも
のをお示ししますので、慣用句の見えている部分から隠されている共通の語を
当てる問題です。
この問題は、本編での出題は初めてになりますが、ブログでは過去に9問ほど
出題したことがありますので、そちらの方もご参照ください。
http://fujishima.main.jp/wp/category/japanese/maxim_common/
このメルマガのパズルとしては、おそらく結構やさしい問題だと思いますので、
大勢の方に気楽にご参加いただけると嬉しいです。