b13-05 「バル」と「ダ」 ~ その2

【今日のパズル】

(問題)
http://fujishima.main.jp/wp/2018/07/27/b13-05/

ある島に、村民全員が必ず本当のことを言う「北村」と、全員が必ず嘘をつく「南村」がありました。が、外見ではどちらの村民かは区別できません。
また、この村の人たちは、家族は必ず一緒の村に属しています。
この島では、現地語で「はい」と「いいえ」を「バル」と「ダ」で言い表すことはわかっていましたが、どちらがどちらかを表すのかはわかっていませんでした。
ある日、この島で殺人事件が起き、島民の1人が容疑者としてつかまりました。
その容疑者の嫌疑を確かめるため、島外から裁判官が来訪し、3人の島民(裁判官は3人それぞれが、北村・南村どちらの村民なのか知りませんでした。)に証言を求めたところ、3人はそれぞれ次のように答えました。

裁判官 「Aさんに聞きます。容疑者は無実ですか」
A 「バル」

裁判官 「Bさんに聞きます。この島で『バル』とはどういう意味なのですか」
B 「『はい』という意味」

裁判官 「Cさんに聞きます。AさんとBさんとは、兄弟なのですか」
C 「いいえ」

裁判官 「もう一つCさんに聞きます。容疑者は無実ですか」
C 「はい」

さて、以上の証言から、

(1) 容疑者の有罪・無罪
(2) AとBとは、同じ村の人か
(3) A、B、Cそれぞれ、どちらの村の人か

が、わかるでしょうか。分かるならその答えも書いてください。

解答は、メールではなく、ブログ「かしこい頭の作り方ブログ」の、この問題を掲載した記事へのコメントとして投稿をお願いします。
正解は、そのブログに掲載していますので、自己採点でお願いします。

【次週予告】
次回は、8月3日(金)午前6時発行の予定です。
次回から本編の再開です。次回からは、国語パズル「慣用句共通語当て」を5回シリーズで出題します。
このパズルは、複数の共通の語を含む慣用句を、その共通する部分を隠したものをお示ししますので、慣用句の見えている部分から隠されている共通の語を当てる問題です。
この問題は、本編での出題は初めてになりますが、ブログでは過去に9問ほど出題したことがありますので、そちらの方もご参照ください。
http://fujishima.main.jp/wp/category/japanese/maxim_common/
このメルマガのパズルとしては、おそらく結構やさしい問題だと思いますので、大勢の方に気楽にご参加いただけると嬉しいです。