Ex5-07 石取りじゃんけん


(注意)

これまで、パズルの早期発表用に利用していたブログ「かしこい頭クイック」は、
今日の問題およびその解答の新年5日の公表を最後に、更新を停止します。

今後は、これまでパズルアーカイブのメインとして使っていたブログ「今日のパ
ズル」( http://puzzle.xrea.jp/ )のみでの発表となりますので、ご了承くだ
さい。なお、「今日のパズル」でも、指定時刻の自動公開機能が利用できること
がわかりましたので、設定しておきます。早解きしたい方は、ご利用ください。

また、携帯でのアクセスも可能です。

今回は、今年最後のメルマガですが、本編はおやすみで、号外の「おまけパズル」
です。

先週予告したように、「小学校4年生の算数の問題」をお届けします。メルマガ
用に、ちょっとだけ難しくなるようにアレンジしましたが、基本的にはほぼ元の
ままです。つまり、小学校4年生で、解ける子がちゃんといるという問題です。

こういう問題は、「もし解けなかったらみっともない」というプレッシャーが、
余計に焦りを誘って、頭を混乱させちゃうんですよね。

さて、皆様はいかがでしょうか?

塾の小学生がやっているみたいに、時間を計ってチャレンジしてみるのも一興か
もしれませんね。さらにプレッシャーが楽しめますよ。(^^)v

時間を計ってチャレンジした人は、かかった時間の申告の方も、よろしく。

【今日のパズル】Ex5-07 (level:Medium)

はるさんと藪蘭さんが、石取りゲームで遊びました。

まず初めに、二人はそれぞれ、碁石を64個ずつ持ちます。

そして、じゃんけんをして負けると、その時に自分の持っている碁石のちょうど
半分を、勝った方に渡します。もし持っている碁石の数が奇数なら、端数を切り
上げて相手に渡します。

こうしてあらかじめ決めた回数を戦い(もしあいこだったら勝負にカウントせず、
じゃんけんをやり直します)、最後に持っている碁石の数の多い方が勝ちです。
また、もし途中で、石が1個になった方がじゃんけんに負けたら、そこでも勝負
は終わります。

はるさんと藪蘭さんがこのルールで戦ったところ、結果は、30個差で、藪蘭さ
んの勝ちでした。(さすがはるさん、女性に優しいですね。)

さて、ここで問題です。

(1)はるさんと藪蘭さんは、何回じゃんけんをしたでしょうか。(最も少ない
   数をお答えください。)

(2)このうち、はるさんがじゃんけんに勝ったのは、どの回でしょうか?
   (勝った回が複数ある場合には、すべてを挙げてください。)

なお、今日の問題は「おまけ」ですので、解答をお送りいただいても、ランキン
グ対象とはなりません。また正解も、ブログ「今日のパズル」( http://puzzle.xrea.jp/
のみでの発表(しかも、おそらく正月休み明け)になると思います。気長にお待
ちください。

ちなみに、ブログでのこの問題の解答の閲覧には、パスワードが必要ですので、
メール sommelier1961-elegant@yahoo.co.jp までお申し込みください。
(解答がわからなければ、ギブアップメールでも結構です。)

メールをいただいた方には、こちらからパスワードをお送りします。

【次回予告】

次回は、2007年1月5日(金)午前6時発行の予定です。

次回からは、久々の「ミラーハウス」をお届けします。まずは、3×3の簡単な
問題からです。

どんなパズルかご存じない方や、再確認したい方は、こちらをご覧ください。

http://fujishima.s219.xrea.com/wordpress/category/diagram/mirror_house/

【ひと言】

まずは、お詫びと訂正から。

先週金曜日の本編に対して、バルタン星人さんから、

<バルタン星人さん>

ところで小職のポイント、12/8に30点だった点が、金髪美女の問題を
間違えたにも関わらず12/15に何故か34点に???4点はおまけ問題に
採用されたおまけでしょうか?集計ミスと言うことなら現在は39点ではなく
35点ということになります。あと2回か、損したわけではないけど損した気分。

というコメントをいただきました。

確認したところ、たしかにワークシートの設定ミスで、4点余分に集計されてい
ました。ぬか喜びさせて、ごめんなさい。

ということで、「あと2回」ではなく「あと3回」でしたね。「損したわけでは
ないけど損した気分」は直りましたか?それとも「もっと存した気分」にさせて
しまったかな?すみません。

そして、そのバルタン星人さんからは、このコメントに続いて、次のご意見があ
りました。

ちなみに検索技術も解法技術の立派な一手段と思います。
ただ、藤島さん同様、私も自分の美学としては好みませんが・・・・。
何らかの形で早解きのインセンティブは残していただきたいと思います。
打倒、名人が一つの目標でしたので。

なるほど、「早解きインセンティブ」「打倒名人」という目標は、やはり重要で
すか。

また、双子星さんからは、より踏み込んだご提案。

<双子星さん>

<かしこい頭の制度について>

まず、名人廃止には賛成です。
名人との相対順位でポイントが変動し、名人は基準としての役割だけ
果たすというのは、レギュラーシーズンでは1人の回答者(名人)に
過度の負担をかけるように思いました。名人にとっても、ある意味
張り合いがなくてつまらなかったのではないかと思います。逆に
プレーオフでは竹組に無関係ということで、これまた疎外感を感じる
のも確かです(実際に関係ないからと、その時のメルマガを読まないと
いうことも考えられます)。

それから、クラスの呼称ですが、「プラチナ」「ゴールド」の名前は
残して欲しいな、と思いました。前回の「シニア」「ジュニア」は、
「松竹梅」分ける前の「プラチナ」と「認定者」に相当しますよね?
心機一転の気構えということかとも思いますが、やはり慣れ親しんだ
グループ名が変わるのは寂しいです。

ゴールド、プラチナの各認定ですが、早解きに参加しなくても
マイペースで取れるのはいいような・・・やはりスタート時のバック
ナンバーを見るに、熾烈なベスト5争いは「かしこい頭」読者と
して、どこかで通って欲しい道なような・・・。マイペース寝坊の私
でさえ、得意分野に狙いを定めてガチンコ参加しましたし、順位数字
揃えという「運」が絡む様子は見ていて面白かったですし。ベスト5
狙いは、このメルマガのアイデンティティみたいな気がするので、
なくしてほしくないなぁ・・・。その点では、名人なしのポイント
レースはなかなか面白いかもです。一時期あった「中間賞」とか
「ラッキー7」制度は、なかなか楽しかったです。

思ったことを徒然に書いてみました。長文失礼しました。

いろいろなご提案、ありがとうございました。

「熾烈なベスト5争い」や「順位数字揃え」は、確かにあの頃はおもしろかった
のですが、今の状況では、プラチナ以外はうまくワークできなくなっちゃいまし
た。そこまでの「好き者」は、ほとんどみんなプラチナに来ちゃったからなんで
すよね。

ということで、現在の「ジュニア」は、ただの累積ポイント制にしたのです。

ただ、ご提案を考えてみて、今、人数のふくれあがった「シニア=プラチナクラ
ブ」で、改めて、あの頃のような「熾烈なベスト5争い」や「順位数字揃え」を、
再度やってみるという手はあるのかな、とも思いました。

ただ、やはり、僕自身の事務負担は増やしたくないので、シニアメンバー自らの
「目標設定」と「自己申告による目標管理」で行っていただくのが理想ですね。

以前「冬休みの宿題」と言っていたこともありますし、今回のパズルの返信で、
自分自身の「高い目標」を決めてもらい、新年最初のメルマガで、それを公表す
るというのが、美しいんじゃないかと思います。

ちなみに、「高い目標」ですから、たとえばこんなものがいいですね。

・ 1ヶ月間トップ独占
・ 1位から5位までの全順位制覇
・ トップを通算10回
・ 7位を通算10回
・ おまけ問題も含めて50問連続正解
・ MVPを通算10回
・ 読者投稿で全く異なるジャンルの問題を10問投稿
・ 読者数・解答者数・正解者数を完全的中

もちろん、各自のモチベーションを上げるのがこの「目標管理」の目的ですから、
これにとらわれず、ご自身の参加スタイルに応じて、「かなり難しいけれど、達
成できれば嬉しいだろうな」という目標を、自分自身で工夫していただければそ
れで結構です。

なお、ファンの多い「ガチンコバトル」については、10回ずつと区切るのでは
なく、一連のシリーズ最終回を基本として、適宜やりたいと思います。ガチンコ
の回については、シニア・ジュニア・ノービスの区分を設けず、全員参加で順位
を競っていただきます。で、ジュニアグループで5位以内に入った方には、正解
ポイント1点に加えて一律10点を、10位以内に入った方には、一律5点をプ
レゼントしましょう。

ガチンコでシニアグループ上位の方のご褒美は…「名誉」だけかな。むしろ、ジュ
ニアに負けたら恥だと思って、気合いを入れて早解きしてください。

ともあれ、いずれにせよ、新年においては、僕自身はジュニアグループ以下のポ
イント管理しかしませんので、シニア(プラチナ)メンバーの目標管理は、自己
管理、自己申告でお願いしたいと思います。

目標を見事達成されたら、メルマガで目標達成を盛大にお祝いするとともに、さ
いのぎ名人の第1期名人獲得時に差し上げたような「表彰状」をプレゼントしま
すよ。

もちろん、「目標を決めない」ことも、まったく本人のご自由です。が、おそら
く、決めた方が、はるかにメルマガを楽しめると思います。前向きのご検討をよ
ろしくお願いします。

さて、話は変わって、火曜日にお送りしたおまけパズル「T.MIZ版マッチ棒
パズル」ですが、 Clockwise さんから、解答は34通り考えられるというご報
告がありました。「図形を構成しないマッチ棒を残さない」ということからする
と、やや疑問のあるパターンもありましたが、それでも僕の見落としがぽろぽろ
あって驚きました。

まだチャレンジしていない方は、お正月の暇つぶしに、格好のネタになりそうですよ。

ちなみに、Clockwiseさんの分析によると、

4本取り除く場合、合計154通りのパターンがあり、
 正方形9個⇒3通り
 正方形7個⇒2通り
 正方形6個⇒23通り
 正方形5個⇒34通り
 正方形4個⇒56通り
 正方形3個⇒33通り
 正方形2個⇒3通り

ということだそうです。

このうち、正方形2個、7個、9個が残るケースについては、1つ見つけるだけ
なら比較的簡単なのですが、全部見つけるには、かなり頭を使います。でも、僕
もやってみてとてもおもしろかったので、せっかくの機会ですから、切りよく正
月1月1日(月)に新年号外特別号を発行し、そこで「おまけパズル」として出
題させていただくこととしました。

こたつにあたりながらマッチ棒パズルっていうのも、伝統的な日本のお正月らし
くていいでしょう。あ、でも、サンパウロは真夏か。(笑)

ともあれ、お楽しみに。

最後に、皆様、本年は「かしこい頭の作り方」をご愛顧いただき、誠にありがと
うございました。

来年も、どうぞよろしくお願いします。

よいお年をお迎えください。