193-2 双子星版自作論理パズル その1

予告しましたとおり、今日は号外の「おまけパズル」で、本編はおやすみです。

論理パズルマニアの双子星さんが、自作問題をご提供くださいました。

結構難しいですよ。僕も、しっかり引っかかってしまいました。(^^ゞ

それでは、行ってきましょう。

【今日のおまけパズル】

パズルン国には、常に真実を言う正直者、常に偽りを言う嘘つき、さらに真実と
偽りの文を順番に言う真偽交互の3種類の人がいます。
(注:文は句点から句点までを言います)。

パズルン国を訪れた別の国のある正直者が、ある日の出来事を、友人への手紙に
書きました。

「パズルン国で最初に出会ったのは、正直な人だった。
 彼が、パズルン国最大の湖を臨む絶景の神社の場所を教えてくれた。
 そこにはいつも、狩人・巫女・教師の仲良し3人組がいるんだそうだ。

 3人は正直者、嘘つき、真偽交互が1人ずつだそうで、面白い組み合わせだと
 思った。神社に行って見ると、話に聞いた通り3人の人物が並んでいた。

 1人は立って、1人は石に座って、もう1人は地面に座っていた。

 残念ながら職業が一目でわかる服装をしていた人はいなかった。

 よそ者はあまり好きでないようだったが、私の問いかけに、3人の中で唯一の
 女性が、石に座ったまま少し答えてくれた。

 『私達はこの寺院で、毎日お喋りをしているんです。
  地面に座っている教師の彼は、嘘つきではありませんよ。』

 そこで次に、地面に座っている男に『あなたは教師なのですか』聞いてみた。
 すると彼は、こう答えた。

 『いいえ、違います。立っているのが教師です。』

 しかし、残念ながら、それ以上の話は聞けなかった。」

落ち込んでいる様子の手紙の主でしたが、それを見せてもらった彼の友人は、ど
の職業の人がどんな姿勢でいたか、さらに、誰がどの性質か(正直者、嘘つき、
真偽交互)がわかりました。友人と同様に推理して下さい。

なお、今日の問題は、「おまけ」ですので、解答をお送りいただいても、ランキ
ング対象とはなりません。ご了承ください。

【次回予告】

次回は、9月1日(金)午前6時発行の予定です。

次回からは、6回シリーズで、久々に「踏み石パズル」をお送りします。

図の囲いの中にある石を、一筆書きの要領で、すべて通るルートを探す問題です。
ただし、次のルールに従わなければなりません。

・「S」の石からスタートし、縦か横に1個ずつ進んで、すべての石を必ず1度
 だけ通らなければならない。
・黒石の上に来たときには、次に進む石は、隣接した石のどれでも自由。
・白石の上に来たときには、次は必ず同じ方向の1つ隣の石に進まなければなら
 ない。ただし、その石も白石だったときには、そこで止まり、次に進む方向は
 どちらでもよい。再度進んだ先が白石なら、同じ方向の1つ隣の石に進まなけ
 ればならない。
・ルートの最後のマスが白石となるときには、同じ方向に進まずに、そこで止ま
 れる状況でなければならない。

たとえば、

┏━━━┓
┃S●●┃
┃○○○┃
┃●●●┃
┗━━━┛

という図が与えられたとすると、

┏━━━┓
┃S┌┐┃
┃│││┃
┃└┘↓┃
┗━━━┛

が、求める答となります。なお、答を書く際には、罫線と矢印では大変ですので、

┏━━━┓
┃Sおか┃
┃あえき┃
┃いうく┃
┗━━━┛

と、ひらがなでルートを示していただきます。

上の問題を含めて、過去、全部で9問出していますので、時間のある方は、復習
しておくと解きやすいかもしれません。

http://fujishima.s219.xrea.com/wordpress/category/diagram/steppingstone/

久々ですので、まずは、極めて簡単な、3×3からのスタートです。

ではまた。