(問題)
松夫、竹夫、梅夫のそれぞれ顔見知りの3人が、犯罪の容疑者として捕まりました。犯人はこのうちの1人だけなのが分かっていますが、3人は皆、必ず本当のことを言う「正直者」か、必ず嘘をつく「嘘つき」のどちらかです。
刑事の尋問に対して、3人はそれぞれ次のように証言しました。
松夫:梅夫が犯人だ。
竹夫:私は犯人ではない。
梅夫:俺たちのうち最低2人は嘘つきだ。
さて、犯人は、正直者でしょうか、嘘つきでしょうか?
また、この中で必ず無実なのは、誰でしょう?
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梅夫がもし正直なら、嘘つきは2人以上なので松夫と竹夫が嘘つきとなる。
よって犯人は嘘つきの竹夫。
梅夫が嘘つきなら、嘘つきは1人以下なので他の2人は正直者。
よって松夫の発言が真となり、竹夫の発言とも矛盾しない。
犯人は嘘つきの梅夫。
問題の条件では犯人の特定は出来ないが、犯人は必ず嘘つきである。
そしてどちらにしても必ず無実なのは松夫となる。
松 正 梅が犯人
竹 正(∵犯人は梅)
梅 嘘
松 嘘 梅は犯人でない
竹 ? 松か竹
梅 正 竹は嘘 =犯人
嘘 ありえない
→犯人は嘘つき
犯人でないのは松