144-2 号外 ミラーハウスのルールの補足

こんにちは。藤島です。

いつも、「かしこい頭の作り方」をご購読いただき、ありがとうございます。

明後日17日(金)からは、新シリーズ「ミラーハウス」が始まりますが、前回 の僕のメルマガで、書き間違いがあったことも影響してか、ややルールについて、 とまどいをお持ちの方もいらっしゃるようでしたので、号外としてルール解説の 補足を行うこととしました。

まず、前回のメルマガで、ルール説明の例として取り上げた問題は、次のもので した。

 ┏━┳━┳━┓
 ┃ ┃ ┃ ┃0
 ┣━╋━╋━┫
1┃ ┃ ┃ ┃4
 ┣━╋━╋━┫
 ┃ ┃ ┃ ┃3
 ┗━┻━┻━┛
      0

この9マスのグリッドのすべてに、人形か両面鏡かのいずれかを配置します。そ して、数字の書かれている位置から中を見たときに、直接見える人形と鏡に映っ て見える人形との合計数が、その数字に一致するような配置を考えるわけです。

上の問題の場合は、正解は下図のようになります。「a」「b」「c」「d」が 人形を、「/」「\」が両面鏡を表します。(なお、a~dは、今回の説明の便 宜上、そのような名前をつけただけで、実際に解答をお送りいただく場合には、 人形はすべて「○」で表していただきます。)

 ┏━┳━┳━┓
 ┃a┃b┃\┃0
 ┣━╋━╋━┫
1┃/┃c┃d┃4
 ┣━╋━╋━┫
 ┃\┃/┃\┃3
 ┗━┻━┻━┛
      0

まず、左の「1」から中を見ると、

 ┏━┳━┳━┓
 ┃a┃b┃\┃0
 ┣↑╋━╋━┫
1→/┃c┃d┃4
 ┣━╋━╋━┫
 ┃\┃/┃\┃3
 ┗━┻━┻━┛
      0

と、鏡に映ったaの人形だけが見えます。

次に、下の「0」から中を見ると、

 ┏━┳━┳━┓
 ┃a┃b┃\┃0
 ┣━╋━╋━┫
1┃/┃c┃d┃4
 ┣━╋━╋━┫
 ┃\┃/←\┃3
 ┗━┻×┻↑┛
      0

と、鏡に映るのは「×」のところの壁だけで、人形はまったく見えません。

次に、右の「0」から中を見ると、

 ┏━┳━┳×┓
 ┃a┃b┃\←0
 ┣━╋━╋━┫
1┃/┃c┃d┃4
 ┣━╋━╋━┫
 ┃\┃/┃\┃3
 ┗━┻━┻━┛
      0

と、鏡に映るのは「×」のところの壁だけで、人形はまったく見えません。

次に、右の「4」から中を見ると、

 ┏━┳━┳━┓
 ┃a┃b┃\┃0
 ┣━╋↑╋━┫
1┃/←c←d←4
 ┣↓╋↑╋━┫
 ┃\→/┃\┃3
 ┗━┻━┻━┛
      0

と、まず、直接「d」と「c」の人形が見え、さらに鏡に3回(前回のメルマガ では、これを「2回」と書き間違えていました)反射した「c」と「b」の人形 が見えます。その結果、合計で4つの人形が見えるわけです。

最後に、右の「3」から中を見ると、

 ┏━┳━┳━┓
 ┃a←b←\┃0
 ┣━╋━╋↑┫
1┃/┃c┃d┃4
 ┣━╋━╋↑┫
 ┃\┃/┃\←3
 ┗━┻━┻━┛
      0

と、まず鏡に1回反射した「d」の人形が見え、さらにもう一度鏡に反射した 「b」と「a」の人形が見えることにより、合計で3つの人形が見えます。

したがって、この配置は、問題のすべての条件を満たしていることとなります。

なお、考慮すべき点として、「鏡は、すべて斜め45度の角度で置かれている」 ので、「鏡の置かれている場所では、光の進む方向が90度変わる」ことが挙げ られます。

ですから、この問題を解く場合には、まず、鏡をどこにどのように置けば、指定 された数にうまく誘導できそうかを考えることが、ポイントとなります。

あとは、実際に問題を解きながら、ご自身で「セオリー」を見つけていってくだ さい。

それでは、明後日からの問題での、みなさんのご検討をお祈りしています。