008 ダーツ

【今日のパズル】(level:Medium)

ダーツがあります。

的の得点は、外側から順に、16,17,23,24,39,40と並んでおり、 一番内側が40点でした。

ある人が、この的にダーツを何回か投擲したところ、合計得点がちょうど100 点になりました。

さて、この人は、どの得点を何回取ったのでしょうか?

解答は、このメルマガの返信に、次の部分をコピー&ペーストして、必要部分を 記入したものを送り返してください。(締切:金曜日午後1時)

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【ハンドル名】

【パズルの答え】

【意見・感想】

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【前回のパズルの解答】

(問題)

 A × B = A + B = s

ここで、A、Bともに整数でなければならないとすると、解はA=B=0、また は、A=B=2しかありません。AとBが異なる数だという条件をつけると、解 はなくなってしまいます。

でも、A≠B、A>0、B>0 で、Aが整数のとき、Bは整数でなくてもいい とすると、無数の解があります。ではこの時に、s が最小となるAとBの値は、 それぞれ何でしょうか?

(解答)

A=3、B=1.5

(解き方)

問題の式をBについて整理すると、

  A×B-B=A B×(A-1)=A       B=A/(A-1)

Aは整数で0より大きいことから、Aの最小値は1だが、これはBがないので×。 A=2のときは、問題文に書いたようにB=2となるので×。 A=3のとき B=3/(3-1)=1.5 これが答え。

なお、B=A/(A-1)=1+1/(Aー1)で、0<1/(Aー1)<1 なので、Aの値にかかわらず、必ず、1<B<2となる。

すると、A≧4では、s の値は、A=3のときよりも、Aの増加分が1以上ある のに対して、Bの減少分は1未満しかないので、必ず大きくなってしまう。

したがって、A=3の場合に s が最小となる。

(補足)

以上、一応「数学的」に答を書いてみました。これを読むととても難しそうに思 えるでしょうが、実は、とりあえず答を出すだけなら、もっと簡単な考え方があ ります。

「Aは正の整数」という条件があるのですから、Aに、小さい方から順に数字を 入れて、Bの値を求めればいいのです。

A=1 だと、1×B=1+B これは両辺からBが消えて0=1となるので×。 A=2 は、問題文にあるとおり B=2 になって×。 A=3 では、3×B=3+B → B×2=3 B=1.5 → s =4.5 A=4 では、4×B=4+B → B×3=4 B=4/3 → s =5.33… A=5 では、5×B=5+B → B×4=5 B=1.25→ s =6.25

で、どうやら、A=3,B=1.5が答らしいとわかります。 数式のこけおどしにだまされず、単純に計算してみればよかったのでした。

【前回の正解者】

読者数  516 解答者数  33 正解者数  30

<先着5名>(以下、敬称略)

12/7 06:17 松森っ!(2) 12/7 06:50 koko(3) 12/7 06:59 ケイワン(3) 12/7 07:35 pocky240 12/7 07:38 萬馬 獲太郎

<6位以下+α>

12/7 06:14 はる(☆)

12/7 07:56 イニシャルK 12/7 08:05 Okuda 12/7 08:26 skns 12/7 08:54 E.Y 12/7 09:15 あんちん 12/7 09:21 オカリナ 12/7 09:22 しまぴょん 12/7 09:26 ×× 12/7 09:36 かずくん 12/7 09:44 yassankun 12/7 10:24 マイワシ 12/7 10:31 ちき 12/7 10:47 でん子 12/7 11:07 さいのぎ 12/7 11:56 ももちん 12/7 12:22 遠山 流音 12/7 12:46 nonsence 12/7 12:55 ばら 12/7 17:16 ppp 12/7 19:59 さか 12/7 21:57 Kazu 12/7 21:58 わさ 12/7 23:37 かぎお 12/8 07:06 にく

今回のトップは「松森っ!」さんでしたが、実は、すでに殿堂入りを果たしてい る(したがって、「先着」からは圏外扱いの)「はる」さんの方が、さらに早く 解答をお寄せくださいました。認定証を獲得した後も、緩むところがありません ね。立派です。

でも、今回は、解答の立ち上がりが鈍かったので、「やさしい問題のつもりで出 したけれども、意外と難しかったのかな?」と最初思いました。しかし、最終的 には30名の方が正解されており、結果としては、ほどよい問題だったのだろう なと思います。

こういうこともありますので、6時台には解答できなくても、諦めるのは早いで すよ。

さらに今回から、「次回予告」として、次にどんな問題を出すかを予告するよう にしましたので、上位入賞を狙っている方は、予習して待っていてください。

【次回予告】

次回は、12月11日(土)午前6時発行です。

次回の問題は、中学入試問題の算数の定番「時計算」です。 アナログ時計での、長針と短針の位置の条件を与え、その時刻を計算する問題で す。

【ひと言】

前回の問題への解答の感想への「おまけ」として、「はる」さんから、次のよう な問題をいただきました。おもしろかったので、皆様にもご紹介します。

1 鬼鬼鬼鬼 2 鹿鹿火鹿

また、2のヒントとして、「商品名」とありました。

答については、このメルマガの最後に載せておきますので、皆様も考えてみてく ださいね。

はるさん、どうもありがとうございました。

さて、前回の問題については、一見して「わー、難しそう!」と思われた方が多 かったようです。

そして、そう思わせることも出題意図に含まれていました。実際には、解答の「補足」に書いたような、ごく簡単な算数の問題だったわけですが。

もし前回の問題を、

「A×B=A+Bで、AとBが異なる数になるような組み合わせを、一つ見つけ  てください。(ヒント:Bは整数ではありません。)」

くらいにしていたら、おそらくはるかにとっつきやすかったのでしょう。そして、 たいていの人は、簡単にA=3、B=1.5(あるいは、A=-1、B=0.5) を見つけることができたでしょう。

でも、問題を解く上では無関係な s という変数が出てきたり、不等式が多用さ れていたりすることで、見かけ上「難問」風が装われていたのでした。

また、まさにこのために、「補足」に書いた、順次Aに数字をあてはめる解き方 で解いた方が、「自分の解き方って、邪道?」と思われてしまったりもしたよう です。が、邪道でも何でもありません。これは、正解に素早く到達できる、とて も「スマートな」解法です。

「level:Easy」としたのは、「とても簡単に解く方法がありますよ」ということ を暗示するヒントのつもりも、実はあったんですよ。

問題の見かけに、だまされないでください。

ではまた。

(はるさんからの問題の答)

1 鬼鬼鬼鬼 → 魑魅魍魎(ちみもうりょう) 2 鹿鹿火鹿 → 麒麟淡麗(キリンたんれい)